TCF プロファイラーでは、スタンドアロン アプリケーションと Linux アプリケーションの両方のプロファイリングがサポートされます。TCF プロファイリングには、その他のコンパイラ フラグをアプリケーションのビルド中に設定する必要はありません。JTAG を介したスタンドアロン アプリケーションのプロファイリングは、デバッグ インターフェイスを使用したプログラム カウンターのサンプリングに基づきます。これにより、プログラム実行フローが変わることはなく、スタック トレースがイネーブルになっていない場合は非介入 (non-intrusive) 型です。スタック トレースがイネーブルになっている場合は、デバッガーがスタック トレース情報を収集する必要があるので、プログラム実行速度が落ちます。
- プロファイルするアプリケーションを選択します。
- アプリケーション を右クリックし、 をクリックします。
- アプリケーションが main で停止したら、 をクリックして TCF プロファイラーを開きます。
- ボタンをクリックしてプロファイルを開始します。[Profiler Configuration] ページが開きます。
- Aggregate Per Function オプションをオンにして、異なるアドレス用に収集されたサンプルすべてを 1 つの関数にまとめます。オフにすると、収集されたサンプルがアドレスごとに表示されます。
- Enable stack tracing オプションをオンにすると、サンプル データの各アドレスのスタック トレースが表示されます。1 つのアドレスのスタック トレースを表示するには、プロファイラー ビューでそのアドレスをクリックします。
- Max stack frames count に、スタック トレース ビューに表示する最大フレーム数を指定します。
- View update interval に、[TCF Profiler] ビューを新しい結果でアップデートする間隔 (ミリ秒) を指定します。これは、プロファイル サンプルが収集される間隔とは異なります。
- アプリケーションを再開します。次の図のように、[TCF Profiler] ビューがアップデートされます。