[Debug] パースペクティブの概要
パースペクティブとは、Vitis IDE が現在のタスクを実行するためにウィンドウ ビューを編成する方法です。よくあるパースペクティブは次のとおりです。
- [Debug] パースペクティブ: デバッグ用に複数のビューをまとめたパースペクティブ。
- [Design] パースペクティブ: コード編集用のデフォルトのパースペクティブです。
- [Performance Analysis] パースペクティブ: パフォーマンス解析用に複数のビューをまとめたパースペクティブ。
[Debug] パースペクティブ
[Debug] パースペクティブは、次のいずれかの方法で開くことができます。
- tool bar の右側で Debug Perspective icon をクリックします。
- をクリックします。
[Debug] パースペクティブのレイアウト
[Debug] ビュー
[Debug] ビューには、現在のデバッグ セッションのプロセスが表示されます。これは「スタック」と呼ばれます。
[Variables] ビュー
[Variables] ビューには、現在の関数のローカル変数が表示されます。
グローバル変数には、Expressions View を使用してください。
[Breakpoints] ビュー
右上隅の three dots アイコンをクリックすると、add line breakpoint、add function breakpoint、add event breakpoint、add watchpoint など、このビューのその他の機能を表示できます。
breakpoint を右クリックして select breakpoint properties をクリックすると、condition、 actions などの高度なユース ケースを設定できます。
[Expressions] ビュー
[Expressions] ビューは、ユーザー入力の式の結果を示します。
C/C++ アプリケーションのグローバル変数の値を表示するには、[Expressions] ビューにグローバル変数名を追加してください。
[Registers] ビュー
[Registers] ビューには、プロセッサ レジスタが表示されます。
[Memory] ビュー
[Memory] ビューでは、プロセッサがアクセス可能なメモリ領域を追加できます。選択したメモリ領域の値を表示および更新できます。
[XSCT Console]
XSCT は、Vitis IDE のバックエンドです。Launching applications などの Vitis IDE からアクションを実行すると、対応する XSCT コマンドが表示されます。XSCT コマンドは、[XSCT Console] で入力できます。
[Emulation Console]
[Emulation Console] には QEMU の出力が表示され、QEMU と対話するためのコマンドを入力できます。
