次の図は、Vitis 統合ソフトウェア プラットフォームのエンベデッド ソフトウェア アプリケーション開発のワークフローを示しています。
図 1. エンベデッド ソフトウェア アプリケーション開発のワークフロー
- ハードウェア エンジニアがロジックを設計し、 Vivado® Design Suite からのソフトウェア開発に必要な情報を XSA アーカイブ ファイルにエクスポートします。
- ソフトウェア開発者はプラットフォームを作成し、XSA を Vitis ソフトウェア プラットフォームにインポートします。プラットフォームは、アプリケーション アクセラレーション プロジェクトでかなり使用されます。ソフトウェア開発プロジェクトは、すべての種類のアプリケーションの Vitis ワークスペース アーキテクチャを統合するため、プラットフォームとアプリケーション アーキテクチャに移行されています。プラットフォームには、ハードウェア仕様とソフトウェア環境設定が含まれます。
- ソフトウェア環境設定はドメインと呼ばれ、プラットフォームにも含まれます。
- ソフトウェア開発者は、プラットフォームとドメインに基づいてアプリケーションを作成します。
- アプリケーションは、Vitis IDE でデバッグできます。
- 複雑なシステムでは、複数のアプリケーションが同時に実行されて、互いに通信することもあります。このため、システム レベルの検証も必要となります。
- すべてが準備できたら、Vitis IDE により、システムを初期化してアプリケーションを起動するブート イメージが作成されます。