hsi::open_hw_design - 2022.1 日本語

Vitis 統合ソフトウェア プラットフォームの資料: エンベデッド ソフトウェア開発 (UG1400)

Document ID
UG1400
Release Date
2022-04-26
Version
2022.1 日本語

説明

ディスク ファイルからハードウェア デザインを開きます。

構文

open_hw_design [-quiet] [-verbose] [<file>]

戻り値

ハードウェア デザイン オブジェクト。コマンドが正しく実行されなかった場合はなし。

使用法

名前 説明
[-quiet] コマンド エラーを表示しません。
[-verbose] メッセージの非表示設定を解除し、すべてのメッセージを表示します。
[<file>] 開くハードウェア デザイン ファイルを指定します。

カテゴリ

Hardware (ハードウェア)

説明

ハードウェア ソフトウェア インターフェイスでハードウェア デザインを開きます。ハードウェア デザインは、Vivado 製品を使用してエクスポートしておく必要があります。同時に複数のハードウェア デザインを開くことができます。

コマンドが正しく実行された場合は、開いたハードウェア デザインを示すソフトウェア デザイン オブジェクトが返されます。正しく実行されなかった場合はエラーが返されます。

引数

-quiet (オプション): コマンドをメッセージを表示せずに実行します。実行中にエラーが発生しても、TCL_OK が返されます。
注記: コマンドを実行したときにコマンド ラインで発生したエラーは返されます。コマンド内で発生したエラーのみが非表示になります。
-verbose (オプション): メッセージの非表示設定を一時的に解除し、コマンドからのすべてのメッセージを返します。
注記: メッセージの非表示設定は、set_msg_config コマンドで定義できます。

<file>: HSM で開くハードウェア デザインのパスとファイル名を指定します。ファイル名にはファイル拡張子を含める必要があります。

現在のプロジェクトの指定した IP サブシステム デザインを開きます。

open_hw_design C:/Data/project1/project1.sdk/SDK/SDK_Export/hw/design_1.xml
または
open_hw_design  C:/Data/project1/project1.sdk/design_1_wrapper.xsa