ソース ファイルのオブジェクトファイルへのコンパイルは、makefile を使用して制御されます。Vitis ソフトウェア プラットフォームを使用する場合は、次の 2 つの makefile オプションがあります。
- Managed Make
- Managed Make プロジェクトの場合は、Vitis ソフトウェア プラットフォームで自動的に makefile が作成されます。Vitis ソフトウェア プラットフォームで作成された makefile は、通常ソースをオブジェクトへコンパイルし、最後にそれらの異なるオブジェクト ファイルを実行ファイルへリンクします。ほとんどの場合、Managed Make により、makefile を接続する必要がなくなります。これは、お勧めのオプションです。
- Standard Make
- ユーザーがコンパイル プロセスを完全に制御する場合は、Standard Make プロジェクトを使用します。この場合、アプリケーションをコンパイルしてリンクする手順を使用して makefile を手動で記述する必要があります。Standard Make フローを使用すると、Vitis ソフトウェア プラットフォームからの多くの依存が隠されます。Vitis ソフトウェア プラットフォーム内からのアプリケーションのデバッグまたは実行のようなその他のタスクは、手動で実行する必要があります。このため、通常は Standard Make フローはお勧めしません。