svf config - 2022.1 日本語

Vitis 統合ソフトウェア プラットフォームの資料: エンベデッド ソフトウェア開発 (UG1400)

Document ID
UG1400
Release Date
2022-04-26
Version
2022.1 日本語

SVF ファイルのオプションを設定します。

構文

svf config [options]

SVF ファイルを設定して生成します。

オプション

オプション 説明
-scan-chain <list of idcode-irlength pairs> ID コードと IR 長のペアのリストを指定します。これは、XSDB コマンド jtag targets で取得できます。
-device-index <index> JTAG スキャン チェーンのデバイスを選択します。
-cpu-index <processor core> SVF ファイルを生成する CPU インデックスを指定します。ZynqMP 上の A53#0 ~ A53#3 には CPU インデックス 0 ~ 3、ZynqMP 上の R5#0 ~ R5#1 には CPU インデックス 4 ~ 5、Zynq 上の A9#0 ~ A9#1 には CPU インデックス 0 ~1 を使用します。複数の MicroBlaze プロセッサが MDM に接続されている場合は、実行用に特定の MicroBlaze インデックスを指定します。
-out <filename> 出力 SVF ファイルを指定します。
-delay <tcks> AP 書き込み間の遅延をティック数で指定します。
-linkdap ZynqMP シリコン バージョン 2.0 以上の JTAG チェーンに DAP をリンクする SVF を生成します。
-bscan <user port> MDM を接続するユーザー BSCAN ポートを指定します。
-mb-chunksize <size in bytes> ダウンロード時の各トランザクションのチャンク サイズをバイト数で指定します。MicroBlaze プロセッサでのみサポートされます。
-exec-mode Arm v8 コアの実行モードを指定します。サポートされるモードは a32 と a64 で、v8 コアが 32 ビット モードと 64 ビット モードでそれぞれで設定されます。

戻り値

なし

svf config -scan-chain {0x14738093 12 0x5ba00477 4} -device-index 1  -cpu-index 0 -out "test.svf"

コア A53#0 用に test.svf という SVF ファイルを作成します。

svf config -scan-chain {0x14738093 12 0x5ba00477 4} -device-index 0  -bscan pmu -cpu-index 0 -out "test.svf"

PMU MB 用に test.svf という SVF ファイルを作成します。

svf config -scan-chain {0x23651093 6} -device-index 0 -cpu-index 0  -bscan user1 -out "test.svf"

BSCAN USER1 の MDM に接続されている MB 用に test.svf という SVF ファイルを作成します。