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-xl-mode-executable
- mb-gcc でプログラムをコンパイルする際のデフォルト モードです。
mb-gcc
を使用する場合は、指定する必要はありません。このオプションを使用すると、スタートアップ ファイル crt0.o が使用されます。 -
xl-mode-bootstrap
- ブートローダーを使用して読み込むアプリケーションをコンパイルする際に使用します。通常ブートローダーは、不揮発性メモリにあり、プロセッサ リセット ベクターにマップされます。標準実行ファイルがこのブートローダーで読み込まれた場合、アプリケーション リセット ベクターがブートローダーのリセット ベクターを上書きします。その場合、プロセッサのリセット時にブートローダーが最初に実行されず (通常は最初に実行されるようになっている)、このアプリケーションの再読み込みおよびその他必要な初期化はされません。
この状況を回避するため、このコンパイラ オプションを使用する必要があります。このコンパイラ オプションを使用すると、プロセッサのリセット時に、アプリケーションではなくブートローダーが実行されます。
上記とは異なる状況で使用されるアプリケーションでは、このオプションは機能しません。このモードでは、crt2.o がスタートアップ ファイルとして使用されます。
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-xl-mode-novectors
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MicroBlaze ベクターを必要としないアプリケーションをコンパイルする際に使用します。通常は、プロセッサのリセット、割り込み、または例外機能を使用しないスタンドアロン アプリケーションで使用します。このオプションを使用すると、ベクターの命令が含まれないので、コード サイズが小さくなります。このモードでは、crt3.o がスタートアップ ファイルとして使用されます。重要: コマンド ラインで、複数の実行モードを指定しないでください。複数のモードを指定すると、シンボルが複数定義されていることが原因でリンク エラーが発生します。