ソフトウェア アプリケーション開発では、まずアプリケーションで使用するボード サポート パッケージを作成します。この後、アプリケーション プロジェクトを作成できます。
このアプリケーションの実行ファイルをビルドする場合、Vitis で自動的に次が実行されます。これらの手順には、コンフィギュレーション オプションを指定することもできます。
- Vitis ソフトウェア プラットフォームは、ボード サポート パッケージをビルドします。これは「プラットフォーム」と呼ばれることもあります。
-
Vitis ソフトウェア プラットフォームは、プラットフォーム特有の
gcc
/g++
コンパイラを使用してアプリケーション ソフトウェアをコンパイルします。 - アプリケーションおよびボード サポート パッケージからのオブジェクト ファイルがリンクされて、最終的な実行ファイルが形成されます。この手順は、オブジェクト ファイルのセットを入力として取り込むリンカーとオブジェクト ファイルをメモリのどこに含めるかを指定するリンカー スクリプトで実行されます。
次のセクションでは、アプリケーションをビルドするのに関連するコンセプトの概要について説明します。