リンカー スクリプトの変更 - 2022.1 日本語

Vitis 統合ソフトウェア プラットフォームの資料: エンベデッド ソフトウェア開発 (UG1400)

Document ID
UG1400
Release Date
2022-04-26
Version
2022.1 日本語
リンカー スクリプトを生成する場合、アップデートする方法が複数あります。
  1. テキスト エディターを使用してリンカー スクリプトを開いて、リンカー スクリプトを直接編集します。リンカー スクリプトを右クリックして Open With > Text Editor をクリックします。
  2. リンカー スクリプト ジェネレーターを使用してさまざまな設定のリンカー スクリプトを再生成します。
  3. リンカー スクリプト エディターを使用して変更をします。これには、リンカー スクリプトをダブルクリックします。カスタムのリンカー スクリプト エディターに、そのリンカー スクリプトの関連するセクションが表示されます。

リンカー スクリプト エディターには、次のような機能があります。

表 1. リンカー スクリプト エディターの機能

名前

機能

Available Memory Regions このセクションには、リンカー スクリプトで指定するメモリ領域がリストされます。領域は、右側の [Add] ボタンをクリックすると追加できます。定義済みの各メモリ領域の名前、ベース アドレス、サイズを変更できます。
Stack and Heap Sizes このセクションには、スタックおよびヒープ セクションのサイズが表示されます。単にテキスト ボックスの値を変更すると、これらのセクションのサイズをアップデートできます。
Section to Memory Region Mapping このセクションでは、リンカー スクリプトで定義されるセクションに割り当てられるメモリ領域を変更できます。割り当てられたメモリ領域を変更するには、そのメモリ領域を単にクリックして、ドロップダウン リストから変更するメモリ領域を選択します。