コンパイラの入力ファイルとして、次の中から 1 つまたは複数のファイルを指定します。
- C ソース ファイル
- C++ ソース ファイル
- アセンブリ ファイル
- オブジェクト ファイル
- リンカー スクリプト
注記: これらのファイルの指定はオプションです。入力ファイルを指定しない場合は、リンカーのデフォルト リンカー スクリプトが使用されます。デフォルト スクリプトは、次のとおりです。
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MicroBlaze の場合
mb-ld
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Cortex A9 の場合
arm-none-eabi-ld
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Cortex-A53 および Cortex-A72 の場合
aarch64-none-elf-ld
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Cortex-R5F の場合
armr5-none-eabi-ld
各ファイルのデフォルトの拡張子については、ファイル タイプとその拡張子 を参照してください。上記のファイルに加え、コンパイラではライブラリ ファイルである libc.a、libgcc.a、libm.a、および libxil.a が暗示的に参照されます。これらのファイルは、デフォルトで Vivado のインストール ディレクトリにあります。G++ コンパイラを使用した場合は、libsupc++.a および libstdc++.a ファイルも参照されます。libsupc++.a は C++ 言語サポート、libstdc++.a は C++ プラットフォーム ライブラリです。