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AI エンジン/DSP/Window IO
説明
このブロックは、AI エンジンをターゲットとするダイナミック ポイント FFT をインプリメントし、異なる入力データ ウィンドウにおける異なる長さの FFT の実行をサポートします。各ウィンドウの前に、そのウィンドウのランタイム パラメーターを指定する 256 ビット ヘッダーを先行させる必要があります。ヘッダーのフォーマットは、次のとおりです。
図 1. ヘッダーのフォーマット
インデックス | フィールド名 | 説明 |
---|---|---|
1 | [Direction] |
|
2 | [Point size (radix 2 stages)] | 2 のべき乗として指定されたポイント サイズ。たとえば、値 '5 ' は、ポイント サイズ '32' を指定します。 |
3 | [Reserved] | 予約済み |
4 | [Status (output only)] |
|
ヘッダー フォーマットの例
cint16
型の 32 ポイント サイズ FFT をインプリメントするには、次に示すフォーマットのヘッダーを入力データ ウィンドウの前に挿入します。
例 (ダイナミック ポイント FFT への入力)
cint32
型の異なるサイズ (例: 64、32、および 128) の FFT をインプリメントするには、入力のフォーマットは次のようになります。
[1 complex(6,0) 0 0 ones(1,64) 1 complex(5,0) 0 0 ones(1,32) 1 7 0 0 ones(1,128)]
パラメーター
- [Main]
- [Input data type]/[Output data type]:
- ダイナミック ポイント FFT の個々のデータ サンプル入力/出力のデータ型を指定します。サポートされるデータ型は、
cint16
、cint32
、およびcfloat
です。
- ダイナミック ポイント FFT の個々のデータ サンプル入力/出力のデータ型を指定します。サポートされるデータ型は、
- [Advanced]
- [Target Output Throughput (MSPS)]:
- DDS 関数の出力サンプリング レートを MSPS (メガサンプル/秒) で指定します。有効な値は
1
~1000
で、デフォルト値は200
です。
- DDS 関数の出力サンプリング レートを MSPS (メガサンプル/秒) で指定します。有効な値は