実数の大きさと角度を表す信号を要素ごとに複素数の信号に変換します。
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Math Functions / Math Operations
説明
入力には、double、single、または half などの浮動小数点データ型の実数信号を使用できます。1 つ目の入力が大きさ、2 つ目の入力が角度を表します。角度の単位はラジアンです。出力は、ブロック入力と同じデータ型で指定した実数の大きさと角度の複素値になります。入力には実数信号のスカラー、ベクター、または行列を使用できます。この場合、出力もスカラー、ベクター、または行列になります。特定の大きさの入力の要素は、対応する複素出力要素の大きさにマップされます。同様に、特定の角度の入力は、該当する複素数出力要素の角度にマップされます。
データ型サポート
このブロックの入力でサポートされるデータ型は、次のとおりです。
- 次元: 入力には、スカラー、配列、またはスカラーと配列を組み合わせたものを使用できます。どちらの入力も配列の場合は、どちらも同じ次元にする必要があります。
- データ型: double、single、および half などの浮動小数点データ型の信号がサポートされます。どちらの入力も同じデータ型にする必要があります。
- 複素数のサポート: なし
出力は、入力のデータ型によって、次のようになります。
入力 | 出力 |
---|---|
両方スカラー | スカラー |
両方ベクター | 同じ次元のベクター |
両方行列 | 同じ次元の行列 |
1 つがスカラーでもう 1 つがベクターか行列 | 次元はベクターまたは行列 |
パラメーター
設定するパラメーターはありません。