入力信号の要素を乗算します。
ライブラリ
Math Functions / Math Operations
説明
入力信号の要素の積を計算します。このブロックは、次のように設定できます。
- デフォルトでは、出力がスカラーで、入力信号の要素すべて (行列) の積になります。
- [Multiply over] を 1 に指定すると、出力は行行列 (1xN) になります。N は入力の列数、要素 (1,k) は入力の列 k の要素の積です。
- [Multiply over] を 2 に指定すると、出力は列行列 (Mx1) になります。M は入力の行数、要素 (k,1) は入力の行 k の要素の積です。
データ型サポート
入力信号には実数または複素数を使用できます。入力には、ブール型、整数型、浮動小数点型、または固定小数点型を使用できます。このブロックでは、実数または複素データの要素ごとの乗算を実行できます。
パラメーター
Multiply over
Multiply over パラメーター値は、要素をすべての次元で乗算するか、1 つの次元で乗算するかを指定します。
Multiply over パラメーターの設定は、次のとおりです。
設定 | 説明 |
---|---|
All dimensions | 入力信号の要素すべてを乗算します (出力はスカラー)。 |
Specified dimension | Dimension 編集ボックスが表示され、特定の次元を入力できます。 |
Dimension
Multiply over パラメーター値を Specified dimension に設定した場合は、Dimension パラメーターは表示のみで編集できません。
Dimension パラメーターの設定は、次のとおりです。
設定 | 説明 |
---|---|
1 | 入力を行次元で乗算します。出力は行行列になります。 |
2 | 入力を列次元で乗算されます。出力は列行列になります。 |