ザイリンクス Puncture ブロックは、データ ストリームの入力ワードからユーザーが指定したビットを削除します。
Puncture
Code パラメーター、削除するビットを指定する 2 進ベクターに基づいて、UFixN_0
型 (N はパンクチャ コードの長さ) の入力データを UFixK_0
型 (K はパンクチャ コードの 1 の数) の出力データに変換します。出力レートは、入力レートと同じです。
このブロックは、次の図に示すように、パンクチャたたみ込みコードをインプリメントするため、たたみ込みエンコーダーと共によく使用されます。
表示されるシステムは、各 3 ビット入力に対して 4 出力ビットを生成するレート 1/2 のたたみ込みエンコーダーをインプリメントします。上の Puncture ブロックは、コード 0 の中央ビットを削除し ( [1 0 1] )、下の Puncture ブロックはコード 1 の最下位ビットを削除し ( [1 1 0 ] )、2 ビットのパンクチャ出力を生成します。これらのデータ ストリームは、ベースバンド シェーピングの 1 ビット同相および直交データ ストリームにシリアライズされます。
ブロック パラメーター
Simulink® モデルでブロックのアイコンをダブルクリックすると、[Block Parameters] ダイアログ ボックスが開きます。
このブロック特定のパラメーターには、次のものがあります。
- Puncture Code
- パンクチャ パターンをビット ベクターとして指定します。位置 i を 0 にすると、ビット i が削除されます。
このブロックで使用されるその他のパラメーターについては、[Block Parameters] ダイアログ ボックスの共通オプション を参照してください。