入力次元を行優先順に変更します。
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Math Functions/Math Operations
説明
指定した Output dimensionality パラメーターに基づいて入力次元を変更します。出力では、入力の要素が行優先順 (入力行列の最初の行のあと、2 行目が続く) になります。
データ型サポート
- 浮動小数点、整数、ブール型および固定小数点データ型がサポートされます。
- 実数と複素数の入力がサポートされます。
- 入力には、スカラー、1-D ベクター、または行列を使用できます。
- 出力のデータ型は入力と同じになります。
パラメーター
- Output dimensionality
-
入力の再形成方法を指定します。Output dimensionality は、次のいずれかに設定できます。
表 1. [Output dimensionality] パラメーターの設定 選択肢 説明 1-D array 入力を 1-D ベクターに変換します。入力が行列の場合は、入力行列の要素が行優先順で出力されます。 Column vector 入力を M x 1 行列に変換します (M は入力信号の要素の数)。入力が行列の場合は、入力行列の要素が行優先順で出力されます。 Row vector 入力を 1 x N 行列に変換します (N は入力信号の要素の数)。入力が行列の場合は、入力行列の要素が行優先順で出力されます。 Custom 入力を Output dimensions パラメーターで指定した次元の出力に変換します。変換は行優先順になります。Output dimensions パラメーターの値は、2 要素のベクターにする必要があります。たとえば、値が [M N]
の場合、M x N 行列が出力されます。入力の要素数は、Output dimensions パラメーターで指定した要素数と同じである必要があります。Derive from reference input port ブロックに 2 つ目の入力ポートを作成して、その 2 つ目の入力ポートの次元から出力の次元を指定します。これをオンにすると、Output dimensions パラメーターは無効になります。ブロックへの入力の要素数は、どちらの入力も同じにする必要があります。 - Output dimensions
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Output dimensionality を Custom に設定した場合に出力の次元を指定します。Output dimensions は、次のいずれかに設定できます。
表 2. [Output dimensions] パラメーターの設定 選択肢 説明 [1, 1] Output dimensions パラメーターの値は、2 要素のベクターにする必要があります。