Serial to Parallel ブロックは、任意サイズの一連の入力を受信し、そのサイズの指定した倍数の出力を 1 つ作成します。一連の入力の順序は、最上位ワードからまたは最下位ワードからのいずれかにできます。
次の波形に、ブロックの動作を示します。
図 1. Serial to Parallel ブロックの動作
この例は、入力幅が 1、出力幅が 4 で、ブロックは最上位ビットから入力するよう設定されています。
ブロックのインターフェイス
Serial to Parallel ブロックには、入力ポートと出力ポートが 1 つずつあります。入力ポートは任意のサイズにできます。出力ポートのサイズは、Block Parameters ダイアログ ボックスで指定します。
ブロック パラメーター
Simulink® モデルでブロックのアイコンをダブルクリックすると、[Block Parameters] ダイアログ ボックスが開きます。
- Basic タブ
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Basic タブには、次のパラメーターがあります。
- Input order
- 入力の順序を最上位ビットが先か最下位ビットが先かに指定します。
- Arithmetic type
- 出力を符号付きまたは符号なしに指定します。
- Number of bits
- 出力の幅は、入力ビット数の倍数である必要があります。
- Binary point
- 出力の 2 進小数点の位置を指定します。
このブロックで使用されるその他のパラメーターについては、[Block Parameters] ダイアログ ボックスの共通オプション を参照してください。
出力ビット数が入力ビット数で割り切れない場合は、エラーがレポートされます。このブロックの最小レイテンシは 0 です。