Vector Multiplexer ブロックは、ベクター型の入力に対して多重化機能をサポートします。
説明
[Super Sample Rate (SSR)]: 各サンプル周期における複数のデータ サンプルの処理を制御します。このブロックは、プライマリ ブロックの演算用に 1-D ベクターのサポートをイネーブルにします。
Vector Mux ブロックは、マルチプレクサーをインプリメントします。このブロックには、1 つのセレクト入力 (符号なしの型) と、2 ~ 1024 個 (ユーザーが指定可能) のデータ バス入力があります。
ブロック パラメーター
Simulink® モデルでブロックのアイコンをダブルクリックすると、[Block Parameters] ダイアログ ボックスが開きます。
- Basic タブ
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- Number of inputs
- 22 ~ 32 までの値を指定します。
- Optional Ports
-
このブロックで使用されるその他のパラメーターについては、[Block Parameters] ダイアログ ボックスの共通オプション を参照してください。
- Output タブ
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- Precision
-
固定小数点演算の出力精度を指定します。浮動小数点演算は、常に Full 精度です。
- Full
- 結果をエラーなしで表すのに十分な精度が使用されます。
- User Defined
- 全精度が必要ない場合に、このオプションを使用して合計ビット数または小数部のビット数を減らすことができます。
- Fixed-point Output Type
-
- Arithmetic type
-
- Signed (2’s comp)
- 出力は符号付き (2 の補数) の値です。
- Unsigned
- 出力は符号なしの値です。
- Fixed-Point Precision
-
- Number of bits
- 出力値の 2 進小数点のビット位置を指定します (ビット 0 が最下位ビット)。
- Binary point
- 固定小数点出力の 2 進小数点の位置を指定します。
- Quantization
-
[Block Parameters] ダイアログ ボックスの共通オプション の「[Overflow] および [Quantization]」を参照してください。
- Overflow
-
[Block Parameters] ダイアログ ボックスの共通オプション の「[Overflow] および [Quantization]」を参照してください。
このブロックで使用されるのパラメーターについては、[Block Parameters] ダイアログ ボックスの共通オプション を参照してください。
LogiCORE 資料
『Floating-Point Operator v7.1 LogiCORE IP 製品ガイド』 (PG060)