スタック ロケーション制約は、指定したカーネルがマップされている AI エンジンのシステム メモリ (スタックおよびヒープ) のロケーションを指定します。これにより、システム メモリのロケーションをそのカーネルで使用されているほかのバッファーに相対的に制約できます。デフォルトでは、Specify
Stack Location はオフになっています。これをオンにして制約を指定します。
スタック ロケーションには、次のものを指定できます。
- AI エンジン タイルの特定のデータ メモリ バンク。バンク ID はそのタイルに相対的に指定し、有効な値は 0、1、2、3 です。
- AI エンジン タイルの特定のデータ メモリ アドレス。オフセット アドレスはそのタイルに相対的に指定し、0 ~ 32768 (32K) の値を使用できます。
- 特定のデータ メモリ アドレス オフセット。オフセット アドレスは 0 ~ 32768 (32K) の範囲で、コンパイラで割り当てられたタイルに相対的です。
Vitis Model Composer では、特定のバンク、アドレス、またはオフセットにマップすべきでないカーネルのスタック ロケーションも指定できます。