ハードウェア検証フロー用のイメージ ファイルを生成するためのツール設定 - 2022.1 日本語

Vitis Model Composer ユーザー ガイド (UG1483)

Document ID
UG1483
Release Date
2022-05-26
Version
2022.1 日本語
  1. プラットフォームを選択します。Vitis Model Composer Hub ブロックで、左側から Target を選択し、次の図に示すボタンをクリックして [Device Chooser] ダイアログ ボックスを開きます。

  2. Platform タブを選択し、[Browse] ボタンをクリックして製品に含まれているプラットフォームまたはカスタム プラットフォームを選択します。前述のとおり、サポートされるトポロジには AI エンジンを含める必要があるので、AI エンジン アレイを持つプラットフォームのみを選択可能です。

  3. AI Engine ページで AI エンジン サブシステムを指定し、AI EngineSettings を選択します。Create Testbench チェック ボックスをオンにします。

  4. Hardware Flow を選択します。baremetal または Linux を選択します。どちらを選択した場合も、Target ドロップダウン リストからハードウェア ([hw]) またはハードウェア エミュレーション ([hw_emu]) を選択できます。

    注記: Linux アプリケーションには、さらに情報が必要です (次の図を参照)。これは、1 回設定するだけです。次の手順に従って、必要な情報を取得します。

    1. このリンクをクリックして Versal の共通イメージをダウンロードします。ダウンロードしたファイルを解凍し、そのディレクトリを Common SW Dir フィールドで指定します。
    2. bash シェルに切り替え、共通イメージ ディレクトリで source コマンドを使用して sdk.sh を読み込みます。これにより、ターゲット ディレクトリ パスが SDK に通知されます。SDK の抽出には 10 分ほどかかります。Target SDK Dir フィールドに SDK ディレクトリを指定します。
  5. Generate ページで AI エンジン ブロックセットの行を選択し、Generate hardware image チェック ボックスをオンにします。ハードウェア イメージは、AI エンジンで指定した Code Directoryrun_hw ディレクトリの下に生成されます。HDL ブロックを含むデザインでは、HDL ブロックセットの行を選択し、Code Directorynetlist が指定されていることを確認してください。
  6. Generate をクリックします。設定およびデザインの複雑性によって、生成にs 1 時間ほどかかる場合があります。デザインを変更したときに PL が変更されなければ、その後の生成はかなり高速なります。たとえば、Simulink のシミュレーション時間を長くしたり (より多くのデータを収集)、データ ソースを変更したり、AI エンジン カーネルに修正を加えたりした場合は、その後の画像生成は高速に実行されます。