ヘルパー関数の実行 - 2022.1 日本語

Vitis Model Composer ユーザー ガイド (UG1483)

Document ID
UG1483
Release Date
2022-05-26
Version
2022.1 日本語

次のヘルパー関数を実行し、新しいカスタム コンパイル ターゲットを作成します。

xilinx.environment.addCompilationTarget(target_name, directory_name)

たとえば、次のコマンドを例にとってみます。

xilinx.environment.addCompilationTarget('Impl', 'U:\demo')
図 1. ヘルパー関数

先ほど示したように、MATLAB のコマンド ウィンドウにこのコマンドを入力すると、次のようになります。

  1. U:\demoImpl/@Impl という名前のフォルダーが作成されます。
  2. このフォルダーに、Impl というテンプレート クラス ファイル (Impl.m) が作成されます。これは、ベース クラス xilinx_compilation から派生したものです。この時点で、ファイルに何も変更がなければ、新しく作成された Impl コンパイル ターゲットは、HDL Netlist コンパイル ターゲットと動作が同じになります。次の図に、Impl.m ファイルの内容を示します。

  3. この新しいクラス ImplMATLAB で検出されるよう、ヘルパー関数で MATLAB パスに U:\demo\Impl が追加されます。
注記: target_name にはスペースを含めることはできません。クラスが作成された後、クラスの target_name プロパティにスペースを追加することはできます。