IP インテグレーター ブロック デザインを上位のデザインに統合するには、デザインを最上位 HDL ファイルにインスタンシエートします。
上位にインスタンシエートするには、次の図に示すように Vivado IDE の [Sources] ウィンドウでブロック デザインを右クリックし、Create HDL Wrapper をクリックします。
図 1. HDL ラッパーの作成
出力ファイルの生成に関する詳細は、 『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: IP インテグレーターを使用した IP サブシステムの設計』 (UG994) の「ブロック デザインを最上位デザインに統合」を参照してください。
Vivado では、次の図に示すように、HDL ラッパーを作成する際に 2 つの選択肢があります。
- Vivado でラッパーを作成して自動的にアップデートされるようにする (デフォルト)。
- ユーザーが変更可能なスクリプトを作成して、ユーザーが編集および管理する。このオプションを選択した場合、ブロック デザインでポート レベルの変更を加えるたびに、ラッパーを手動でアップデートする必要があります。
図 2. [Create HDL Wrapper] ダイアログ ボックス
これにより、IP インテグレーター サブシステムの最上位 HDL ファイルが生成されます。これで、デザインをエラボレーション、合成、インプリメンテーションなどのデザイン フローで使用できます。