IP インテグレーターでキャンバス上にインスタンシエートされた IP の間に可能な接続が検出されると、コネクション オートメーション機能が使用できるようになります。
次の図では、GPIO と UARTLite の 2 つの IP が MicroBlaze プロセッサ サブシステムと共にインスタンシエートされています。
図 1. IP インテグレーターのコネクション オートメーションの使用
Run Connection Automation リンクをクリックすると、次の図に示すダイアログ ボックスが開きます。
図 2. [Run Connection Automation] ダイアログ ボックス
IP インテグレーターでは、次のオブジェクトの接続が検出されます。
- Processor System Reset IP の
ext_reset_in
ピンは、リセット ソース (内部リセット ソースまたは外部入力ポートのいずれか) に接続する必要があります。 - Clocking Wizard の
CLK_IN_1_D
ピンは、内部クロック ソースまたは外部入力ポートのいずれかに接続する必要があります。 - AXI GPIO の
s_axi
インターフェイスは、マスター AXI インターフェイスに接続する必要があります。 - AXI GPIO コアの
gpio
インターフェイスは、外部 I/O に接続する必要があります。 - Uartlite IP の
s_axi
インターフェイスは、マスター AXI インターフェイスに接続する必要があります。 - Uartlite IP の
uart
インターフェイスは、外部 I/O に接続する必要があります。
これらの設定可能なオプションに対してコネクション オートメーションを実行すると、ブロック デザインは次の図のようになります。
図 3. サンプル MicroBlaze デザインでのコネクション オートメーションの実行