一部の Zynq UltraScale+ RFSoC には、不安定またはノイズの多い通信チャネルでデータを転送する際のエラー抑制手段として、データのデコード/エンコードに使用できる非常に柔軟な SD-FEC ブロックが内蔵されています。SD-FEC ブロックでは、低集積パリティ チェック (LDPC) デコード/エンコードおよび Turbo デコード (5G ワイヤレス、バックホール、DOCSIS、LTE アプリケーションなどで使用される) がサポートされます。
SD-FEC は ZU21DR および ZU28DR デバイスで使用できます。エラー訂正には、合計 8 コアを使用できます。上記の 2 つのデバイスを XPE スプレッドシートで選択すると、[SD-FEC Power] タブが新しく追加されます。このシートは、SD-FEC の消費電力見積もりに使用できます。
図 1. [SD-FEC Power] シート
次の入力を使用して消費電力を見積もります。