Vivado で、vivado.log という名前のログ ファイル、vivado.jou という名前のジャーナル ファイルが、Vivado を起動したディレクトリに作成されます。ログ ファイルには、デザイン セッション中に実行された Tcl コマンド、およびコマンドを実行した結果ツールから返されたメッセージが記録されます。ジャーナル ファイルには、セッション中に実行された Tcl コマンドが記録されるので、このファイルを基に新しい Tcl スクリプトを作成できます。
- [Tcl Console] ウィンドウで次のコマンドを入力します。
stop_gui
-
Vivado を終了するには、次の操作を実行します。
Vivado% exit
- Windows でシェル ウィンドウを閉じます。
-
Vivado ログ ファイル (vivado.log) を確認します。
Windows の場合は、ファイル ブラウザーを使用した方が簡単にログ ファイルを検索して開くことができるかもしれません。Vivado のログ ファイルおよびジャーナル ファイルが保存されるのは、Vivado ツールが起動されたディレクトリですが、Windows のデスクトップ アイコンで別のディレクトリを設定することも可能です。この作業は演習 2 で学びます。
ここでは、次のディレクトリにあるログ ファイルを見つけます。
<Extract_Dir>/Vivado_Tutorial/vivado.log
注記: vivado.log および vivado.jou は、%APPDATA%\Xilinx\Vivado、または /home ディレクトリに保存される場合もあります。注記: ログ ファイルに、Vivado セッション中に実行された Tcl コマンドの履歴および結果がすべて記録されていることを確認します。 -
Vivado ジャーナル ファイル (vivado.jou) を確認します。
Windows の場合は、ファイル ブラウザーを使用した方が簡単かもしれません。次のディレクトリにあるジャーナル ファイルを見つけます。
<Extract_Dir>/Vivado_Tutorial/vivado.jou
ジャーナル ファイルには、Vivado セッション中に実行された Tcl コマンドのみが記録され、ログ ファイルに記録されるような詳細は含まれていません。ジャーナル ファイルは、以前のデザイン セッションから Tcl スクリプトを作成する場合に便利です。その方法は次の演習で説明します。