手順 6: 変更した制約のエクスポート - 2022.1 日本語

Vivado Design Suite チュートリアル: デザイン フローの概要 (UG888)

Document ID
UG888
Release Date
2022-05-05
Version
2022.1 日本語

変更した制約は後で使用するため出力できます。また、最新の変更内容を含むデザイン チェックポイントを保存することもできます。デザイン チェックポイントはこのチュートリアルの後の手順で確認します。

重要: Vivado Design Suite では、NCF/UCF フォーマットはサポートされません。既存の UCF 制約は XDC フォーマットに変換しておく必要があります。詳細は、 『ISE から Vivado Design Suite への移行ガイド』 (UG911) を参照してください。
  1. 新しい I/O LOC 制約の値を含む変更後の XDC 制約ファイルを出力するには、File > Export > Export Constraints コマンドを使用します。

    次の図に示す [Export Constraints] ダイアログ ボックスが表示されるので、作成するファイル名を指定します。



  2. ファイルの名前およびディレクトリを入力し、OK をクリックします。
  3. File > Text Editor > Open File をクリックし、テキスト エディターで制約ファイルを開きます。
  4. 新たにエクスポートした制約ファイルを選択し、OK をクリックします。
  5. 先ほど変更した I/O ポートの配置が含まれていることを確認します。
    ヒント: どの ASCII ファイルでもテキスト エディターで開くことができます。Tcl スクリプトおよび制約ファイルの編集や、レポートの表示に便利です。テキスト エディターで Verilog、VHDL、XDC、Tcl などのファイル タイプを開くと、キーワードやコメントがハイライトされます。
  6. IDE のウィンドウの下部にある Tcl Console ウィンドウをクリックし、「stop_gui」と入力します。

    Vivado IDE が閉じ、Tcl シェルの Tcl プロンプトに戻ります。