ザイリンクス IP のリビジョン管理 - 2022.1 日本語

ザイリンクス IP リポジトリは Vivado インストール エリアにあります。各 IP に component.xml というファイルがあり、その中には IP の VLNV およびユーザーがカスタマイズできるパラメーターがすべて含まれています。パラメーター設定された RTL およびそれに関連する IP 制約は、IP リポジトリにもあります。IP をカスタマイズすると、XCI ファイルが生成されますが、このファイルの中にはユーザーが必要とするパラメーターがすべて含まれています。IP の出力ファイルを生成すると、RTL およびそれに関連する制約が IP リポジトリからプロジェクト ディレクトリにコピーされ、XCI ファイルで指定したパラメーターを使用してカスタマイズされます。したがって、どのバージョンの Vivado でも、インストール エリアに IP リポジトリがあるので、デザインを再構築するために必要なファイルは XCI ファイルのみとなります。この場合、XCI ファイルをリビジョン管理システムで管理し、デザインを再生成するためのスクリプトで参照する必要があります。