各アプリには、機能するために最低限必要な Vivado バージョンがあります。Tcl コードで必要な最低限の Vivado パッケージ バージョンを指定すると、アプリでチェックされます。Vivado パッケージ名のフォーマットは 1.<release>
です。たとえば、1.2018.1
、1.2018.2
、1.2018.3
のようになります。
アプリが機能するために Vivado 2018.1 が必要な場合、スクリプトの冒頭に次のコードを追加します。
package require Vivado 1.2018.1
アプリが Vivado 2018.3 に追加された機能を活用する場合は、次のコードを追加します。
package require Vivado 1.2018.3
必要な Vivado パッケージは、アプリが機能するために最低限必要な Vivado リリースです。つまり、Vivado の新しいリリースで提供されている機能をサポートするためにアプリが変更された場合などを除き、Tcl スクリプトで必要な Vivado パッケージはアップデートするべきではありません。