ソース ファイルにクロスプローブする Tcl コマンド - 2022.1 日本語

Vivado Design Suite ユーザー ガイド: システム レベル デザイン入力 (UG895)

Document ID
UG895
Release Date
2022-05-11
Version
2022.1 日本語

FILE_NAME および LINE_NUMBER プロパティを使用すると、セルが RTL ソースのどこにあるかに関する情報を取得できます。この後、テキスト エディターで RTL ソースを開いて、該当する行番号の行を確認します。次は、関連する Tcl コマンドです。

  • Tcl コマンド: get_cells
    注記: デフォルトでは、Tcl コマンドの get_cells を使用すると、Tcl コンソールおよびログ ファイルに最初の 500 個の結果が表示されますが、それを超えると結果は割愛されます。デフォルト設定の変更方法については、 『Vivado Design Suite Tcl コマンド リファレンス ガイド』 (UG835)このセクションを参照してください。
  • Tcl コマンド例: 次の例では、Tcl コマンドの get_cells を使用して、セルの特定インスタンスを取得し、そのセル オブジェクトのプロパティを検索して、該当するファイルと行をレポートしています。
    set cellName dac_spi_i0
    set fileName [get_property FILE_NAME [get_cells $cellName]]
    set lineNum [get_property LINE_NUMBER [get_cells $cellName]]
    puts "Cell: $cellName is instanced in file: $fileName \
    at line number $lineNum"