COE ファイルでは、メモリの初期内容を詳細に指定できます。コアを生成すると、Vivado ツールにより COE ファイルが MIF ファイルに変換されます。この MIF ファイルには、コアおよびシミュレーション モデルでメモリを初期化するのに使用される実際の 2 進データが含まれています。
MIF ファイルには、メモリ ロケーションごとに 1 行のテキストが記述されています。ファイルの 1 行目はアドレス 0、2 行目はアドレス 1、というように対応しています。各行のテキストは、対応するメモリ アドレスの初期値を 2 進数で MSB から順番に指定します。メモリ幅の 1 ビットが 1 つの 2 進値です。
注記: HDL シミュレーションの場合、MIF ファイルをシミュレーション ディレクトリに保存する必要があります。