シミュレーション言語を指定するには、次のコマンドを [Tcl Console] ウィンドウに入力します。
set_property SIMULATOR_LANGUAGE <language_option>
[current_project]
次の表は、シミュレーション言語のプロパティ、言語、プロパティの適用されるシミュレーション モデルを示しています。
シミュレーション モデル | 言語 | シミュレーション モデル |
---|---|---|
IP で VHDL および Verilog のビヘイビアー モデルを提供 | Mixed | 指定した SIMULATOR_LANGUAGE のビヘイビアー シミュレーション モデル。 |
Verilog | Verilog ビヘイビアー モデル。 | |
VHDL | VHDL ビヘイビアー モデル。 | |
IP で Verilog ビヘイビアー モデルのみを提供 | Mixed | Verilog ビヘイビアー モデル。 |
Verilog | Verilog ビヘイビアー モデル。 | |
VHDL | IP の DCP から生成された VHDL シミュレーション ネットリスト。 | |
IP で VHDL ビヘイビアー モデルのみを提供 | Mixed | VHDL ビヘイビアー モデル。 |
Verilog | IP の DCP から生成された Verilog シミュレーション ネットリスト。 | |
VHDL | VHDL ビヘイビアー モデル。 | |
IP がビヘイビアー モデルを提供しない | Mixed/Verilog/VHDL | IP の DCP から指定の SIMULATOR_LANGUAGE で生成された構造シミュレーション ネットリスト。 |
注記: ビヘイビアー シミュレーション モデルが提供される場合は、構造シミュレーション モデルよりも優先されます。
Vivado では、シミュレーション モデルの選択肢はありません。
注記: IP がいずれの言語もサポートする場合は、SIMULATOR_LANGUAGE プロジェクト プロパティの設定により配布されるシミュレーション モデルが決まります。