プロジェクトの IP キャッシュ アーカイブの設定 - 2022.1 日本語

Vivado Design Suite ユーザー ガイド: IP を使用した設計 (UG896)

Document ID
UG896
Release Date
2022-05-19
Version
2022.1 日本語

プロジェクト用に作成された IP キャッシュ エントリは、単一のパッケージとして圧縮できます。

ZIP 形式の IP キャッシュ パッケージを作成するには、config_ip_cache -zip_cache コマンドを実行して、現在のプロジェクトで使用されているすべてのキャッシュ エントリを ZIP ファイルに圧縮する必要があります。キャッシュ エントリは、複数の場所 (プロジェクトまたはグローバル キャッシュ、ユーザー リポジトリ) にあることがあります。

この ZIP ファイルは、ファイルを解凍せずにユーザー リポジトリとして使用でき、ip_repo_paths プロジェクトプロパティで指定された IP カタログにリポジトリとして追加できます。

圧縮されたリポジトリに IP キャッシュ エントリがある IP インスタンスは、再生成する必要がありません。

これにより、特にプロジェクト デザイン ソースがリモートで配布されたり、チーム メンバー間で共有されたりした場合に、ターンアラウンド タイムを大幅に短縮してプロジェクトを再構築できます。