IP のカスタマイズが終了すると、[Generate Output Products] ダイアログ ボックスが開きます。IP に含まれる出力ファイルが [Preview] エリアにリストされます。Generate をクリックすると、IP の XCI および DCP、変更ログ、ビヘイビアー シミュレーション モデル、インスタンシエーション テンプレートなどが作成されます。作成しない場合は、Skip をクリックします。
これにより、カスタマイズした IP を複数選択して一度にすべての出力ファイルを生成したり、IP の DCP ファイルの合成 run を並行して実行したりできます。
ヒント: プロジェクト モードの場合、最上位デザインの合成前に、出力ファイルが必要に応じて自動的に生成されます。これには、指定した DCP ファイルがすべて含まれます。また、IP コアに対しては、ほかの出力ファイルを生成しない場合でも、XCI ファイルとインスタンシエーション テンプレートが常に生成されます。
デフォルトでは、合成済み IP の DCP に対して OOC run が生成されます。[Generate Output Products] ダイアログ ボックスで次のいずれかのオプションをオンにします。
- Global Synthesis: 現在のデザインでトップダウン合成が実行され、OOC run ファイルはすべて削除されます。
- Out-of-Context Settings: OOC 設定の説明を追加できます。
一度に実行する OOC 合成 run の数も指定できます。デフォルトでは、1 つのジョブが指定され、デザイン run は順番に実行されます。 Number of Jobs オプションの大きい方の数字は、パラレルで実行可能なデザイン run の最大数になります。
これらの設定を変更したら、出力ファイルをすぐに生成するか、後で生成できます。DCP 生成のプリファレンスは、この段階で出力ファイルを生成するかどうかに関係なく保持されます。