I/O ポートを I/O バンクに配置するには、次の手順に従います。
- [I/O Ports] ウィンドウで、個別の I/O ポート、I/O ポートのグループ、またはインターフェイスを選択します。
- 次のいずれかを実行します。
- [I/O Ports] ウィンドウで右クリックし、Place I/O Ports in an I/O Bank をクリックします。
- [Package] ウィンドウまたは [Device] ウィンドウで右クリックし、Place I/O Ports in an
I/O Bank をクリックします。
カーソルをパッケージ ピンまたは I/O パッド上に移動すると、I/O ポートのグループがカーソルと共に移動します。ツール ヒントには、カーソルの置かれた I/O バンクに配置可能なピン数が表示されます。
- ピンまたはパッドをクリックすると、選択された I/O ポートが割り当てられます。
I/O バンクに収まらない数の I/O ポートが選択されている場合、Vivado IDE により選択された I/O バンクにできるだけ多くのポートが配置され、残りのポートを配置する別の I/O バンクを選択できます。I/O ポートがすべて配置されるまでこの操作を繰り返すか、または Esc キーを押してモードを解除します。
ヒント:
Vivado IDE では、[I/O Ports] ウィンドウに表示されている順序でポートが割り当てられます。割り当ての前に [I/O Ports] ウィンドウでポートを並べ替えておくと、並べ替えられた順序で割り当てることができます。
デバイス リソースへのポートの割り当ても、I/O バンクの最初の選択から実行されます。I/O バンクの一端にあるピンを選択すると、バスが I/O バンク全体に割り当てられます。
Vivado IDE ではバスに関連する PCB 配線も考慮されます。ピンは、割り当て領域内でバス ビットのベクターが保持されるような順序で割り当てられます。割り当てパターンは、その他のバス配線の考慮事項に対応するようカスタマイズできます。
次の図に、I/O バンクに配置された I/O ポートを示します。