Versal® デバイスの Vivado® ツール フローには、高速 SelectIO™ インターフェイスを作成およびプランニングするための Advanced IO Wizard が導入されています。Advanced IO Wizard を使用した SelectIO XPHY ロジック インプリメンテーションの詳細は、 『Advanced I/O Wizard LogiCORE IP 製品ガイド』 (PG320)を参照してください。このセクションでは、Advanced IO Wizard サンプル デザインを使用して Advanced IO Planner にアクセスする方法を説明しています。
I/O Planning レイアウトには、I/O Ports および Package Pins ウィンドウが表示されます。このツールでは、ニブルまたはバンク単位での設定が可能です。これよりも詳細なレベルが必要な場合は、従来のピン プランニング ツールを使用します。デザインに Versal アーキテクチャの Advanced IO Wizard IP が含まれる場合、これら両方のウィンドウのバナーにそれを示すメッセージと Advanced I/O Planner を起動するリンクが表示されます。Advanced I/O Planner では、XPHY I/O ブロックのすべてのインターフェイスが認識されます。ハードまたはソフト メモリ コントローラーがある場合は、これらも Advanced I/O Planner に表示されます。これらのインターフェイスは、ハードウェア規則ベースのエンジンに基づいて配置されます。このリストには優先順位があり、ハード メモリ コントローラー、ソフト メモリ コントローラー、SelectIO インターフェイスの順に配置されます。Advanced I/O Planner を使用すると、IP インターフェイス信号グループを I/O バンク内の特定のニブル グループに自動または手動で割り当てることができます。Advanced I/O Planner の詳細は、 『Advanced IO Wizard LogiCORE IP 製品ガイド』 (PG320) の「Advanced I/O Planner の使用」を参照してください。