I/O Planning レイアウトには、I/O Ports および Package Pins ウィンドウが含まれます。デザインに UltraScale アーキテクチャ メモリ IP が含まれる場合、これら両方のウィンドウのバナーにメッセージとメモリ バンク/バイト プランナーを起動するボタンが表示されます。
図 1. メモリ バンク/バイト プランナーの起動
注記: または、 をクリックしてメモリ バンク/バイト プランナーを開くこともできます。
メモリ バンク/バイト プランナーを使用すると、メモリ インターフェイス信号グループを I/O バンク内の特定のバイト グループに自動または手動で割り当てることができます。
図 2. メモリ バンク/バイト プランナー
注記: メモリ IP から直接生成されたサンプル デザインを使用すると、サンプル デザインの XDC ファイルにデフォルトの I/O 割り当てが含まれ、メモリ バンク/バイト プランナーに表示されます。
メモリ バンク/バイト プランナーには、次の機能が含まれます。
- 展開/非展開可能なデバイス リソース ツリー
- 選択したデバイスによって、SLR (Super Logic Region)、I/O 列およびバンク、バイト グループなどのデバイス リソースが、展開/非展開可能なツリー形式で表示されます。次の図に示すように、デバイスの特定のエリアのみを表示できます。メモリ インターフェイスは隣接する I/O バンクに割り当てる必要があるので、リソースはデバイスに配置されている順に表示されます。図 3. デバイス リソース ツリー
- ほかのウィンドウとの連動選択
- I/O バンクおよびバイト グループを選択すると、そのグループは Package および Device ウィンドウでもハイライトされ、リソースを特定するのに役立ちます。図 4. バンクおよびバイト グループの連動選択
- DRC 情報
- メモリ バンク/バイト プランナーの上部に DRC ステータス メッセージが表示され、リンクをクリックすると DRC 違反に関する情報が表示されます。I/O バンクおよびバイト グループを選択すると、そのグループは Package および Device ウィンドウでもハイライトされ、リソースを特定するのに役立ちます。図 5. DRC 違反の情報
- 信号グループの情報
-
Show Signal Group
をクリックすると、Signal Groups ダイアログ ボックスに各メモリ IP の信号グループが表示されます。図 6. Signal Groups ダイアログ ボックス