BSCAN
コンポーネントのシミュレーションはすべてのデバイスでサポートされます。
シミュレーションでは、JTAG ポートと一部の JTAG 操作コマンドがサポートされます。JTAG インターフェイスは、スキャン チェーンへのインターフェイスを含め、完全にはサポートされていません。このインターフェイスをシミュレーションするには、次の手順に従います。
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BSCANE2
コンポーネントをインスタンシエートし、デザインに接続します。 -
JTAG_SIME2
コンポーネントを、デザインにではなくテストベンチにインスタンシエートします。
このインターフェイスは次のものになります。
- 外部 JTAG 信号 (TDI、TDO、TCK など) へのインターフェイス
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BSCAN
コンポーネントへの通信チャネル
コンポーネント間の通信は、VPKG
VHDL パッケージ ファイルまたは glbl
Verilog グローバル モジュールで実行されます。そのため、特定の JTAG_SIME2
コンポーネントとデザイン間、または特定の BSCANE2
シンボル間に暗示的接続は必要ありません。
JTAG/BSCAN の動作を理解するため、スティミュラスをテストベンチ内の特定の JTAG_SIME2
コンポーネントから駆動および表示できます。これらのコンポーネントのインスタンシエーション テンプレートは、
Vivado® Design Suite テンプレートおよびそのデバイスのライブラリ ガイドから入手できます。