UNIMACRO ライブラリ - 2022.1 日本語

Vivado Design Suite ユーザー ガイド: ロジック シミュレーション (UG900)

Document ID
UG900
Release Date
2022-04-21
Version
2022.1 日本語

UNIMACRO ライブラリは、論理シミュレーション中に使用されます。このライブラリには、選択したデバイス プリミティブのマクロの記述が含まれます。

重要: 『Vivado Design Suite 7 シリーズ FPGA および Zynq-7000 SoC ライブラリ ガイド』 (UG953) にリストされているデバイス マクロを含めるには、UNIMACRO ライブラリを指定する必要があります。

VHDL UNIMACRO ライブラリ

これらのプリミティブを使用するには、各ファイルの最初に次の 2 行を追加する必要があります。

library UNIMACRO;
use UNIMACRO.Vcomponents.all;

Verilog UNIMACRO ライブラリ

Verilog では、各ライブラリ モジュールは個別の HDL ファイルで指定されます。これにより、-y オプションでライブラリを指定することで、指定のディレクトリですべてのコンポーネントを検索してライブラリを自動的に展開できます。

Verilog UNIMACRO ライブラリは、VHDL のように、モジュール使用前に HDL ファイルで指定する必要はありません。ライブラリ モジュールを使用するには、すべて大文字を使用してモジュール名を指定してください。ライブラリをコンパイルおよびマップする必要もあります。この方法は、選択したシミュレータによって異なります。

重要: Verilog モジュール名とファイル名は大文字です。たとえば、BUFG モジュールの名前は BUFG.v です。UNIMACRO プリミティブ インスタンシエーションが大文字の命名規則に従うようにしてください。