UNIMACRO ライブラリは、論理シミュレーション中に使用されます。このライブラリには、選択したデバイス プリミティブのマクロの記述が含まれます。
重要:
『Vivado Design Suite 7 シリーズ FPGA および Zynq-7000 SoC ライブラリ ガイド』 (UG953) にリストされているデバイス マクロを含めるには、UNIMACRO ライブラリを指定する必要があります。
VHDL UNIMACRO ライブラリ
これらのプリミティブを使用するには、各ファイルの最初に次の 2 行を追加する必要があります。
library UNIMACRO;
use UNIMACRO.Vcomponents.all;
Verilog UNIMACRO ライブラリ
Verilog では、各ライブラリ モジュールは個別の HDL ファイルで指定されます。これにより、-y
オプションでライブラリを指定することで、指定のディレクトリですべてのコンポーネントを検索してライブラリを自動的に展開できます。
Verilog UNIMACRO ライブラリは、VHDL のように、モジュール使用前に HDL ファイルで指定する必要はありません。ライブラリ モジュールを使用するには、すべて大文字を使用してモジュール名を指定してください。ライブラリをコンパイルおよびマップする必要もあります。この方法は、選択したシミュレータによって異なります。
重要: Verilog モジュール名とファイル名は大文字です。たとえば、BUFG モジュールの名前は BUFG.v です。UNIMACRO プリミティブ インスタンシエーションが大文字の命名規則に従うようにしてください。