XSI (ザイリンクス Simulator Interface) は、C/C++ プログラムが HDL デザインのテストベンチとして機能するようにするザイリンクス Vivado シミュレータ (xsim) への C/C++ アプリケーションプログラミング インターフェイス (API) です。C/C++ プログラムは、XSI を使用し、HDL デザインをホストする Vivado シミュレータのアクティビティを制御します。
この C/C++ プログラムは、次の方法でシミュレーションを制御します。
- HDL デザインの最上位入力ポートの値の設定
- 一定時間シミュレーションを実行するよう Vivado シミュレータに指示
HDL デザインの最上位出力ポートの値を読み出すことも可能です。
C/C++ プログラムで XSI を使用するには、次の手順に従います。
- ダイナミック リンクを使用して XSI API 関数を呼び出すよう準備します。
- C/C++ テストベンチ コードを API 関数を使用して記述します。
- C/C++ プログラムをコンパイルおよびリンクします。
- Vivado シミュレータと HDL デザインを 1 つの共有ライブラリにパッケージします。