波形設定に仮想バスを定義できます。仮想バスは、論理スカラーおよびベクターをグループにまとめたものです。
仮想バスはバス波形を表示します。バス波形の値は、仮想バスの下に表示される順番で追加されたスカラーおよび配列から対応する値を取り出して、1 次元のベクターに平坦化することにより作成されます。
仮想バスを追加するには、次の手順に従います。
- 波形設定で、仮想バスに追加する波形オブジェクトを 1 つまたは複数選択します。
- 右クリックして New Virtual Bus をクリックします。
仮想バスは、Virtual Bus アイコン で表されます。
Tcl コマンド:
add_wave_virtual_bus
信号名やバス名をドラッグ アンド ドロップすると、仮想バスに論理スカラーおよび配列を移動できます。
波形設定ファイルを保存すると、新しい仮想バスとそれに含まれるものも保存されます。また、仮想バスの名前を波形の別位置にドラッグ アンド ドロップして移動できます。
仮想バスの名前を変更するには、オブジェクト名表示の変更を参照してください。
仮想バスを削除し、その内容をグループ解除するには、仮想バスを選択して右クリックし、Ungroup をクリックします。
注意:
Delete キーを押すと、仮想バスと、それに含まれている HDL オブジェクトが波形設定から削除されます。