Vivado® IDE では、バス スキュー制約を複数の方法で設定できます。
- [Timing Constraints] ウィンドウを使用します。
[Timing Constraints] ウィンドウで、バス スキュー制約を追加、削除、または変更します。
注記: ロックされている IP のバス スキュー制約は変更できません。
をクリックします。 - CDC レポートから。 をクリックします。
CDC レポートの表で 2 つ以上の始点と 2 つ以上の終点を含む列を 1 つまたは複数選択し、右クリックして Set Bus Skew をクリックし、次のいずれかをクリックします。
- [Startpoint to Endpoint]
- 選択した行に含まれる始点と終点の間にバス スキュー制約を設定します。
- [Source Clock to Destination Clock]
- 始点と終点のクロック ドメイン間にバス スキュー制約を設定します。注記: クロック ドメイン間にパス スキュー制約を設定すると、必要以上のパスに制約が適用されるので、通常はお勧めしません。インプリメンテーションの実行時間が長くなり、タイミング クロージャを達成するのが不可能になる可能性があります。
図 1. CDC レポートからバス スキュー制約を設定
注記:
Vivado では、選択したオブジェクトに設定したバス スキュー制約が有効かどうかは検証されません。選択したオブジェクトに対してバス スキュー制約が適切なものであることを確認してください。
[Set Bus Skew] ダイアログ ボックスでは、次の図に示すように、バス スキュー値、始点、および終点を指定できます。
図 2. [Set Bus Skew] ダイアログ ボックス