[Results name]
Report High Fanout Nets ダイアログ ボックスの上部にある Results Name フィールドには、レポートのグラフィカル ウィンドウの名前を指定します。
同等 Tcl オプション:
-name <windowName>
[Fanout]
最小値 ([Greater than]) および最大値 ([Lesser than]) を指定して、指定したファンアウト数のネットのみをレポートできます。
同等の Tcl コマンド:
-fanout_greater_than 1
-fanout_lesser_than 100000
[Objects]
オブジェクトを指定してレポートを制限できます。[From cells] を使用すると、特定の階層セル基づいてレポートできます。これをオンにしてセルを選択すると、指定したセルに含まれるすべてのソースがレポートされます。[From clocks] を使用すると、クロックに基づいてレポートできます。デフォルトではクロックはレポートされませんが、このオプションを使用して指定できます。
同等の Tcl コマンド:
-cells [get_cells <hierarchical cell>]
-clocks [get_clocks <clock object>]
[Max nets]
デフォルトでは、10 本のネットがレポートされます。-max_nets
オプションを指定すると、これを変更できます。ネット上のワースト ケースのスラックもレポートに追加できます。
同等の Tcl コマンド:
-max_nets <n>
-timing
[Load Distribution]
ロード タイプ ([Include load data])、クロック領域 ([Include clock region])、および SLR ([Include SLR]) をレポートに追加できます。すべてを追加する場合は、コマンドを複数回実行する必要があります。
同等の Tcl コマンド:
-load_types
-clock_regions
-slr
ヒストグラム
ファンアウト数と特定のバケット内のネット数を含むヒストグラムを表示できます。このヒストグラムを使用して、ファンアウトの小さいネットが多数ある場合に問題をなるかどうかを判断できます。この表は、テキスト モードのレポートにのみ含まれます。次の図に、表の例を示します。
同等 Tcl コマンド:
-histogram