推奨項目オブジェクトはバイナリで格納されるので、デザインを読み込み、推奨項目を読み込んでから report_qor_suggestions
を実行する必要があります。オブジェクト フローを使用しない場合、推奨項目を Tcl で表示および実行することもできます。
推奨項目を Tcl に表示するには、次を使用します。
write_qor_suggestions -tcl_output_dir <outputDir>
このコマンドを実行すると、指定したディレクトリに 1 つまたは複数の Tcl ファイルが出力されます。このオプションは Vivado IDE にはありません。
Tcl にオブジェクトを含めたら、必要のないオブジェクトを削除して、新しく生成した Tcl スクリプトを使用して Tcl をアップデートします。
Tcl を使用して入力した推奨項目は、report_qor_suggestions
でレポートされなくなります。