run レポート ストラテジの編集 - 2022.1 日本語

Vivado Design Suite ユーザー ガイド: デザイン解析およびクロージャ テクニック (UG906)

Document ID
UG906
Release Date
2022-05-04
Version
2022.1 日本語

run レポート ストラテジを選択して、[Run Properties] ウィンドウの [Reports] タブで該当するボタンをクリックするか、既存レポートを右クリックすると、レポートを追加、削除、または編集できます。

  • [Add Report] (+): [Run Step] と [Report Type] を選択し、レポート オプション確認および編集します。オプションが表示されない場合は、MORE_OPTIONS フィールドから追加できます。デフォルトのレポート名は、run 名、フロー ステップ、レポート コマンド名に基づいて付けられています。
    図 1. run レポート ストラテジへのレポートの追加

  • [Delete Report] (-): run レポート ストラテジから選択したレポートを削除します。この操作はいったん実行すると、元に戻すことはできません。
  • [Edit Report] (): レポートを編集、レポートをイネーブル/ディスエーブル、レポート オプションを編集できます。

レポートをイネーブル/ディスエーブルにするには、そのレポートを選択して右クリックし、ポップアップ メニューを使用します。

run が終了したら、特定のステップに対して新しいレポートを追加したり、前にディスエーブルにしたレポートをイネーブルにしたりできます。この場合、再生ボタンをクリックして、レポートを生成する必要があります。

重要: run の終了後に新しいレポートを生成すると、Vivado で該当するフロー ステップのチェックポイントが背景に開きます。この操作を実行すると、レポートが問題なく生成されるまで、Tcl コンソールも含め、ほとんどの Vivado IDE の機能が実行できなくなります。レポートを生成するのには、デザイン容量およびレポートの複雑さによって、数分から 1 時間かかります。

特定の run に対するレポート ストラテジへの変更は、新しいレポート ストラテジとして保存することはできません。この場合は、次のセクションで説明するように [Settings] ウィンドウで新しいレポート ストラテジを作成するか、既存のユーザー定義のレポート ストラテジを変更する必要があります。