[Report Pulse Width] コマンドは、各インスタンス クロック ピンで最小周期、最大周期、High パルス時間、Low パルス時間の要件が満たされているかどうかをチェックします。また、 PCIe® クロックなど、インプリメント済みデザインの同じインスタンスの 2 つのクロック ピン間で最大スキュー要件が満たされているかもチェックします。パルス幅スラックの式には、ジッターまたはクロックのばらつきは含まれません。
同等 Tcl コマンド: report_pulse_width
Tcl コンソール から report_pulse_width を実行する場合、-cells
オプションを使用して 1 つまたは複数の階層セルに範囲を指定できます。レポートの範囲を指定する場合、セル内に含まれるピンのみがレポートされます。このオプションは、GUI の [Report Pulse Width] からは指定できません。
注記:
ザイリンクス ISE (Integrated Software Environment) Design Suite では、このチェックはコンポーネント スイッチ制限と呼ばれています。
図 1. パルス幅レポート