階層フロアプランでは、デバイス上の領域に階層レベルを配置できます。この領域が配置でのガイドラインとなり、詳細な配置が決定されます。階層フロアプランは、ゲート レベル フロアプランと比較して、次のような利点があります。
- ゲート レベル フロアプランよりも短時間で実行できます。適切なフロアプランにより、タイミングを改善できます。フロアプランは、デザインが変更されても保持されます。
- 階層レベルが、ゲートのコンテナーとなります。通常、ネットリストが変更されても機能します。
階層フロアプランは、次のようになります。
- クリティカル パスを含む下位階層を特定します。
- 最上位フロアプランを使用して、どこに配置するかを判断します。
- 個々のセルは、インプリメンテーションにより配置されます。
- セルおよびタイミング パスに関する包括的な知識があります。
- 通常、適切な詳細配置が実行されます。