what-if 解析を実行するには、デザインのネットおよびセルにトグル レートおよびスタティック確率を設定します。これらを設定するには、次の図のように Netlist ウィンドウまたは消費電力レポートで任意のネットまたはセルを右クリックし、Properties をクリックしてから、Properties ウィンドウの Power ビューを確認します。Power ビューで Load Properties ボタンをクリックします。Edit Properties をクリックして表示される Edit Power Properties ダイアログ ボックスで Toggle Rate および Static Probability を設定し、OK をクリックします。
図 1.
Net Properties ウィンドウの Power ビュー
上記の例では、[Toggle rate] は 1.5% に、[Static probability] は 0.8 に設定されています。[OK] をクリックすると、Vivado IDE で設定が確定され、[Tcl Console] ウィンドウに次の XDC 制約が表示されます。
set_switching_activity -toggle_rate 1.500000 -static_probability 0.800000 [get_nets led]重要: この XDC 制約によりデザインが最新の状態でなくなるので、Force
up-to-date を使用してデザインのステータスを最新の状態にします。