正確な消費電力解析用に SAIF ベースのアノテーションを使用していない場合は、初期段階の解析を実行した後に消費電力解析を調整できます。[Report Power] コマンドを実行すると、すべての制御信号が [Power] ウィンドウの [Signals] にリストされます。アプリケーションの予期動作から、標準デザイン動作では、セット/リセット信号の一部がアクティブでないことがわかることがあります。その場合は、これらの信号のアクティビティを調整するとよいかもしれません。同様に、ブロックが使用されないときに、アプリケーションに含まれる一部の信号がブロック全体をディスエーブルにすることがあります。その場合は、機能に合わせてアクティビティを調整してください。合成ツールや配置配線アルゴリズムが、RTL 記述を最適化するために制御信号を推論またはマップし直すことがあるため、これらのビューに不明な信号が含まれていることがあります。その場合は、ツールにこれらのアクティビティを自動設定させてください。