FPGA デバイスに接続されたコンフィギュレーション メモリのプログラム - 2022.1 日本語

Vivado Design Suite ユーザー ガイド: プログラムおよびデバッグ (UG908)

Document ID
UG908
Release Date
2022-04-26
Version
2022.1 日本語

FPGA デバイスに接続されたコンフィギュレーション メモリをプログラムするには、まず Vivado ハードウェア マネージャーで FPGA デバイスにフラッシュ コントローラー ビットストリームをダウンロードします。その後、ハードウェア マネージャーにより FPGA デバイスの JTAG ポートを介してフラッシュ メモリに書き込むコマンドおよびデータが送信されてコントローラーで処理され、処理されたフラッシュに書き込むコマンドおよびデータがコントローラーからコンフィギュレーション メモリ インターフェイスに送信されます。

ハードウェア マネージャーによりダウンロードされるコントローラー ビットストリームは、FPGA デバイスの最新シリコン リビジョン用に生成されます。たとえば、2016.3 以降のバージョンでは、XCKU115 のコンフィギュレーション メモリ コントローラー ビットストリームは XCKU115-es2 シリコン用に生成されます。

FPGA に接続されたコンフィギュレーション メモリをプログラムする際、ボード上に XCKU115-es1 デバイスがあると、「別のシリコン リビジョン用に生成されたイメージを使用したデバイスのプログラム」に示すようなエラー メッセージが表示されます。これは、ハードウェア マネージャーで -es2 のフラッシュ コントローラー ビットストリームを -es1 デバイスにダウンロードしようとしたからです。