ILA コアでキャプチャされたデータのファイルへの保存 - 2022.1 日本語

Vivado Design Suite ユーザー ガイド: プログラムおよびデバッグ (UG908)

Document ID
UG908
Release Date
2022-04-26
Version
2022.1 日本語

ILA コアでキャプチャされたデータをアップロードしてファイルに保存するには、次の Tcl コマンドを使用します。

write_hw_ila_data my_hw_ila_data_file.ila [upload_hw_ila_data hw_ila_1]

この Tcl コマンドにより、ILA コアでキャプチャされたデータがアップロードされ、my_hw_ila_data_file.ila というアーカイブ ファイルに保存されます。このアーカイブ ファイルには、波形データベース ファイル、波形コンフィギュレーション ファイル、波形 CSV (Comma Separated Value) ファイル、およびデバッグ プローブ ファイルが含まれます。

ヒント: CSV ファイルを生成するには、-csv_file オプションを使用します。これにより、write_hw_ila_dataILA データがデフォルトのバイナリ ILA ファイル フォーマットではなく、スプレッドシートやサードパーティ アプリケーションにインポート可能な CSV ファイルの形式でエクスポートされます。
ヒント: VCD (Value Change Dump) ファイルを生成するには、-vcd_file オプションを使用します。これにより、write_hw_ila_data ILA データがデフォルトのバイナリ ILA ファイル フォーマットではなく、サードパーティ アプリケーションまたはビューアーにインポート可能な VCD ファイルの形式でエクスポートされます。