JTAG-to-AXI Master デバッグ コアを使用したハードウェア システム通信 - 2022.1 日本語

Vivado Design Suite ユーザー ガイド: プログラムおよびデバッグ (UG908)

Document ID
UG908
Release Date
2022-04-26
Version
2022.1 日本語

JTAG-to-AXI Master デバッグ コアはカスタマイズ可能なコアで、AXI トランザクションを生成し、ランタイム時に AXI 信号を FPGA 内部に駆動できます。このコアは、すべてのメモリ マップされた AXI および AXI4-Lite インターフェイスをサポートし、32 または 64 ビットのデータ幅のインターフェイスをサポートできます。

デザインに追加した JTAG-to-AXI Master (JTAG-AXI) コアは、[Hardware] ウィンドウのターゲット デバイスの下に表示されます。JTAG-AXI コアが表示されていない場合は、デバイスを右クリックして Refresh Hardware をクリックします。FPGA デバイスが再度スキャンされ、[Hardware] ウィンドウの表示が更新されます。

注記: FPGA デバイスをプログラムまたは更新しても ILA コアが表示されない場合は、デバイスが正しい .bit ファイルでプログラムされているか、インプリメント済みデザインに ILA コアが含まれているかを確認してください。

JTAG-AXI コア (次の図の hw_axi_1) をクリックすると、[AXI Core Properties] ウィンドウにプロパティが表示されます。

図 1. [Hardware] ウィンドウに表示される JTAG-to-AXI Master コア